みんなに食べるシアワセを

松田ビーガンミックス Blog

2016/03/03 23:07

松田ビーガンミックスの商品誕生ストーリーです。

ある方より商品誕生ストーリーをかいてみたら、とアドバイスをいただき書いてみることにしました。

普段はお客様が主役だと思っているので、これまで(以前同封していたニュースレターを除き)なぜ私がミックスをつくったかなどのストーリーを書いたことはなかったのですが、少しだけ…(^^)もし共感いただける点があれば嬉しいです♪

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はじまりは、長年続いていた体調不良が日常生活に支障をきたすまで悪化してしまったことでした。

幼い頃から脂汗の出るような胃痛に悩まされていたのですが、次第に貧血や関節痛などもでてきて、年々症状がひどくなりました。

電車を途中で降りて休まなければならなかったり、会食の途中で胃痛がひどくなってタクシーで帰宅したり。

気づいたら、鎮痛剤を毎日飲んでました。

いくつもの病院で検査をして、ようやく原因がわかったのが「食物アレルギー」だったのです。




つよい反応がでた卵と乳製品をやめたところ、胃痛がぴたりとなくなりました。

胃が痛くない毎日を過ごせるなんて!と感動しました。

…ですが、こまったことに、卵と乳製品がたっぷり入ったパンや洋菓子はわたしの大好物だったのです。

今度は、食べてはいけないと知りつつも食べてしまいダウンする…という負のサイクルに陥ることになりました。




卵も乳製品も食べられないけど、ふわふわのパンやおやつが食べたい!!!


という食い意地だけを頼りに、わたしは自宅のキッチンで研究を重ねに重ねました。

アレルギー対応食とはわからないくらい美味しくないと納得できなかったので、とても時間がかかりました。

松田ビーガンミックスのパンケーキがふわふわで、マフィンなどのおやつアレンジにも使えるようになっているのは、これが理由です。


最初は自宅で食べているだけだったのですが、ふと「自分以外にも同じ理由でこまっているひとがいるんじゃないかしら?」と思い、食品製造許可のあるキッチンをお借りして、最初の50袋をつくりました。


片道2時間以上かけてキッチンまで行って、持参した原料をミックスして、袋詰めしました。


さらにパッケージに帯をつけて…すごい時間かかっていますね(^^;)。上の写真が初期のパッケージ。




…オンラインショップをつくって、試しに販売してみたところ、なんと完売しました(O_O)!!

写真はメディアで取り上げていただいた日の発送状況。自分で配送してたのでポストまで何往復もしました。

広告も何もなしの小さなショップでしたので、「自分の他にもこういうミックス粉が必要な方がいたんだなぁ」と驚き&大感謝でした。

その後、縁あって岐阜県の福祉施設さんに製造をお願いさせていただくことになり、今は岐阜県で手作りされています❤︎



これまで、お客様からのメッセージにいつも励まされてきました。

健康意識の高い方がパンケーキやアレンジレシピのステキなお写真を送ってくださったり。

アレルギーをお持ちのおこさまが喜んで食べているという有難いお声をいただいたり。

さらには離乳食にデイリー使いいただいているというお声や、

1歳のバースデーケーキを焼いたお写真をいただいたり…❤︎

いつも感謝しています。




暫くして、「紙帯ラベルが扱いにくいよー」というごもっともなコメントをいただき、シールラベルに。



「あまった粉が、保存しにくいよー」というコメントをいただき、チャック付きに。

「パッケージデザインがイマイチ」という反応もいただき(すみません(;;))海外のデザイナーさんにラベルをつくってもらい、今に至ります。

現在は、「近くの店で買いたいよー」という声にお応えすべく、少しづつですが動いております。

業務用、マクロビミックスもリクエストをいただき、近日発売予定です。


…と、文章が下手なもので長くなってしまいました!少しでも共感いただける点があれば嬉しいです。これからもよろしくお願いします。